
岩手県の歴史を話す前に岩手県について少し説明したいと思います。
岩手県は東北地方の北部に所在し、北は青森県、西は秋田県、南は宮城県と境界を接しています。
面積は15.378km2で、日本の都道府県としては、北海道に次いで2番目に広く、県の人口およそ140万人のうち、
100万人以上は、内陸部の北上盆地に集中しています。
「岩手」の名称は、県庁の置かれた盛岡市の所属郡名「岩手郡」に由来しています。
その起源については「住民の悪鬼追討の祈りに対し、人々の信仰を集めて「三ツ石さま」と呼ばれていた大岩が
それを懲罰し、二度とこの地を荒らさないという鬼の確約を岩の上に手形で残させた」という
故事にならうとされています。
このころ羅刹鬼という鬼が里人や旅人に悪さをするので、困りはてた里人は「三ツ石さま」に
「どうか悪い鬼をこらしめてください」
とお願いしたところ、たちまち三ツ石の神様が羅刹鬼を三つの大石に縛りつけてしまい、ビックリ仰天した羅刹鬼は
「もう二度と悪さはしません。二度とこの里にも姿を見せませんからどうぞお許しください」
というので、三ツ石の神様は
「二度と悪さをしないというシルシをたてるなら」
といわれ、羅刹鬼は三ツ石にペタンペタンと手形を押して南昌山の彼方に逃げ去っていきました。
そこでこの地を岩に手形ということから岩手と呼ぶようになったと言われています。