
岩手県の歴史の中で必ずといっていいほど出てくるのはこの中尊寺です。
岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗東北大本山の寺院で、奥州観音札所番外、山号は関山、
本尊は阿弥陀如来、開山は慈覚大師円仁とされています。
奥州藤原氏三代ゆかりの寺として知られていて、平安時代の美術、工芸、
建築の粋を集めた金色堂をはじめ、多くの文化財を有していて、国の特別史跡に指定されています。
嘉祥3年(850年)、円仁(慈覚大師)が関山弘台寿院を開創したのがはじまりと言われています。
貞観元年(859年)清和天皇から「中尊寺」の額を賜ったと言われていますが、その裏付けるものがなく、
実質としては12世紀初頭、奥州藤原氏の初代・藤原清衡という人物が堀河天皇の勅命を受けて伽藍を整備したのが、
中尊寺の創建と見られています。